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布団の天日干しにはどんな効果がある?やり方と注意点まとめ

布団の天日干し効果

布団の天日干しの時間と頻度はどれくらい?

天日干しの時間は、季節にもよりますが、1~2時間位と言われています。
布団を長時間、天日干しで干したら干すだけ湿気が飛び、乾燥されるので効果的…と言いたいところなのですが、天日干しすぎると日光によって中の綿がダメージを受けてしまうことが知られています。もちろん素材が違えど羽毛布団も同様に、布団の寿命が縮んでしまうわけですね。

したがって、特に日差しの厳しい夏の間は、乾燥していて日差しが弱めの午前中に1~2時間程度で湿気を飛ばす事が出来ます。 もちろん布団の厚さや素材により乾燥度合いも異なりますが、表面と裏面を1時間ずつ片面1回を目安に計2時間天日干しする方法でよいでしょう。

冬は日差しが弱いので、半日程度日干しにすればしっかり乾燥もしくれて、布団もそれほど問題はないでしょう。

天日干しの頻度は、月に2回程度で十分効果的です。ただし、それ以外の日々も湿気対策する必要はあるでしょう。

日ごろから風通しのよい日陰に干して、布団に湿気がこもらないよう乾燥を心掛けておくことで、カビの発生を抑える効果がありますので。

布団を効果的に天日干しするやり方・注意点と、その効果について

湿気た布団を日にさらして干すと、ふかふかになって気持ちいいですよね。「布団がふかふか」という状態は、外に干すことで布団の内側にこもっていた湿気が飛ばされ、 しっかり乾燥している状態の事で、湿気がなくなって内側に空気が溜めこまれた状態に感じられるふんわり軽い感触と言えるでしょう。

布団の天日干しでふかふかになったことで、実際には布団にはどんな効果があるのでしょうか。

湿気が取り除かれるので、雑菌やダニの繁殖を一時的に抑えることができます

これらの生物は湿気のある環境が大好物なので、干さずに放置すると一気に増殖し、ひどい場合にはカビが生えることも。

カビの駆除はきわめて難しく、こうなるとクリーニングに出すか買い換えるかを考えた方がよいでしょう。

また、汗や皮脂が原因となるニオイも抑制できます。天日干しで汗や皮脂を洗い流せるわけではありませんが、水分が飛ばされる分ニオイも感じにくくなるというわけです。

加えて、太陽光の紫外線によって殺菌効果があるとされています。ただ、全面が当たっていないと意味がありませんし、光の当たらない裏側は殺菌できていないので、あまり期待しすぎない方がよいと思います。

布団が乾燥することで軽くなり、寝返りし易くなります。寝返りの回数が適切であれば背中や腰への負担が軽減される事が期待できます。 逆に言うと布団が重くなると、睡眠中のスムーズな寝返りの妨げになり、寝返りの回数が減る事にもなります。 「最近、寝起きがスッキリせず、肩・腰・背中などが痛い」と感じるなど、気づかないうちに身体へ影響が出ていたり、 寝返りの負荷が睡眠を妨げ、小さなストレスが日々積み重なり不眠症に悩まされてしまう事になりかねません。

布団を天日干しする注意点

布団を天日干しする注意点として有名なのは、天日干ししているときに布団たたきでバンバンたたくことです。

一見中のホコリが出てきて、ダニ対策に効果的な気がしますが、実際は生地や中の綿を傷めるだけで意味がありません。 羽毛布団では羽が生地から突き出てしまったりします。

布団の寿命を縮める行為なので、布団はたたかず、ホコリは掃除機で吸い込むようにしましょう。

前述の通り、日光に当てすぎるのも問題です。日常的には日陰干しだけで対応するようにし、天日干しは月2回程度でOKです。

なお、天日干しの効果に期待しすぎてはいけません。外に干すことでダニの繁殖を抑制はできても、ダニの駆除はできません。 表面を干している時間には、ダニは裏面に逃げて行き、布団をひっくり返して干しているときもやはり奥(裏)へ逃げていきます。 どんなに気温が高くても40℃弱程度では、ダニは死滅しないことが分かっていますので、 発生したダニやダニの死骸を駆除したいのであれば、布団乾燥機(最高で70℃ほど)をかけた後に掃除機で吸い込むようにします。

最後に、シーズンに一度はプロの業者に丸洗いを依頼するのがよいでしょう。

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